07/10/10 21:15:32
韓国のディスプレー大手、サムスンSDIは10日、
次世代ディスプレーとして注目される有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルの
量産を始めたと発表した。
携帯電話や携帯音楽プレーヤー用の小型パネルで、
京セラの携帯電話に使われたほか、日本の携帯メーカー数社が採用する予定。
サムスンは月150万個(2インチ換算)を生産し、来年中に300万個まで増やす。
日本企業を中心に生産量の9割に買い手がついたという。
08年に3~7インチ画面を、09年からテレビ用などの10~30インチの量産に乗り出す計画だ。
有機ELは電流を流すと自ら発光する有機材料を使うため
、液晶と違ってバックライトが不要で薄型・軽量化できる。
反応速度や色の再現性、輝度にも優れる。ただ寿命の短さや大型化が課題だ。
韓国では、LGフィリップスLCDが3インチパネルを来年上半期にも量産する計画。
日本ではソニーが11インチテレビを発売予定だが、
韓国勢は「技術では我々が1年先を行く」(サムスンSDI)と強気で、
有機ELをめぐる日韓間の競争は激しさを増しそうだ。
ソース
URLリンク(www.asahi.com)
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韓国電機大手、相次ぎ「有機EL」量産へ
URLリンク(www.nikkei.co.jp)