07/10/10 07:40:40
社会保険庁は9日、2006年度の国民年金保険料の年齢層別の実質納付率を明らかにした。
納付を免除されている失業者や、納付猶予を受けている学生も分母に加えて算出した納付率で、
20―24歳が26.9%と最低だった。25―29歳の40.4%が2番目に低く、若くなるほど未納が深刻に
なっている。一方、保険料の督促は停滞気味で、年金制度の空洞化に拍車がかかっている。
収入がない失業者や生活保護世帯などは保険料の納付が免除され、学生も納付を猶予される
特例がある。社保庁はこれまで免除・猶予者を分母から除外して納付率を算出してきたが、
「実態を反映していない」という民主党の指摘で初めて実質納付率を算出した。
全年齢層平均の納付率は49%で、年齢層が下がるにつれて納付率は低くなり、40―44歳から
下の年齢層はすべて5割を割り込んだ。社保庁が従来公表してきた通常の納付率は平均が66.3%で、
最も低い20―24歳でも56.2%となっていた。
▽News Source NIKKEI NET 2007年10月09日23時47分
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
▽社会保険庁
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