07/10/04 11:56:43 a1ovjHb5
>>23
【看護師不足の原因…7:1看護基準/診療報酬 3.16%大幅引下げを入院基本料で補う/介護現場での需要増加】
■《7:1看護基準》
▼7:1看護基準…「患者10人につき看護師1人 →2006/04 患者7人につき看護師1人へ」
2006/04 診療報酬改定で新設された入院基本料の施設基準で、入院患者に対する看護師の配置。病棟単位ではなく、病院全体が対象。
▼→7:1であっても手厚すぎることはないが、『7:1看護基準を満たしているのは1/10だけ。』
■《診療報酬 3.16%の大幅引き下げ →7:1看護基準を満たし入院基本料で補う》
▼東大・京大病院などの公的大病院が、大掛かりな新卒看護師募集をかけ囲い込み。
東大や京大病院が大攻勢をかけたのは、『大学の独立行政法人化に伴う経営的生き残り戦略。』
『3.16%の大幅切り下げでも、7:1看護基準を満たせば入院基本料が高くなんとかなるから。』
▼2006/04 診療報酬改定…3.16%大幅引下げ決定。1961年の国民皆保険制度創設以来、最大の引下げ
→3%の経常利益があれば良い方であった病院が、総倒れになる可能性さえある。
しかし、3.16%の大幅切り下げでも、7:1看護基準を満たせば、入院基本料が高くなんとかなる。
◆入院基本料(看護基準)
▽ 7:1…15,550円/日/人
▽10:1…12,690円
▽13:1…10,920円
▽15:1… 9,540円
▽15:1未満…5,750円(この基準以下の病院の入院料は特別入院基本料と呼ぶ)
■《介護現場での需要増加》
また、訪問看護ステーションや介護老人福祉施設などの介護現場で、看護師らへの需要が高まっていることも、供給が追いつかない状況に拍車をかけている。
■しかも、『中小の医療機関の多くは新人教育のノウハウもないのが実情で、看護師はスキルアップされず、長期間勤務してもその年齢で求められる高いスキルに達せず。』