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[東京 2日 ロイター]
米シティグループは2日、株式交換によって日興コーディアルグループの残りの株式を取得し、
完全経営統合を目指すことで基本合意したと発表した。シティは日本にある子会社を通じ、
合併対価に親会社である米シティの株式を日興CGの株主に提供する、
いわゆる三角合併の手法を使う。
今年5月に合併対価が柔軟化された改正商法が施行されて以来、
同手法が実用化されるのは初めて。
シティは為替レートとシティの平均株価を勘案し、1株当たり1700円の価値のシティ株式を
対価として日興CG株主に提供する。
現時点でシティは67.2%の日興CG株式を保有している。シティはかねてから完全子会社化の
方針を示していたが、残りをどのような手法で取得するかは未定だった。
米シティグループ・ジャパン・ホールディングスのダグラス・ピーターソン最高経営責任者(CEO)は
同日会見で、日興CGの残りの株式を株式交換で取得する理由について「遅滞なく残りの株式を
取得することができる手段と判断したため」と説明した。
日興CGの木村一義会長は、シティ株を対価とすることによって「株主は引き続き(シティの)
企業としての成長やリターンを得られる」と説明した。
さらにピーターソンCEOは、戦略的な提携と顧客のニーズに応える戦略に基いてシティと
日興CGが成長するには、株式交換で日興の株式を取得し、東証にも上場することで
「歴史上ユニークなタイミングでこの(東京)マーケットでプレゼンスを持っていることを示したい」と
付け加えた。
(ソース※一部略)URLリンク(www.asahi.com)
(ニュースリリース※PDF)URLリンク(ir.nikkei.co.jp)
(日興コーディアル グループ)URLリンク(www.nikko.jp)
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