07/10/01 23:27:33
日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した9月新車販売台数(軽自動車を除く)は
前年比で27カ月連続の減少、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)発表の
9月軽自動車販売台数(速報)は同6カ月連続の減少と、
ともに国内自動車市場の厳しさを映す結果になった。
9月の新車販売台数(軽自動車を除く)は前年比9.5%減の32万8363台となり、
27カ月連続で前年実績を下回った。
主要各社別には、トヨタ自動車の新車販売(レクサス除く)は前年比4.3%減の
13万5994台で2カ月ぶりの減少となった。
日産自動車の新車販売(軽除く)も前年比9.5%減の6万0104台で、2カ月ぶりに減少。
ホンダ(軽除く)は、同18.4%減の3万7261台で5カ月連続で減少した。
トヨタは6月以降、相次ぎ新車を投入しているが、既存モデルの販売が振るわなかった。
05年8月に国内に導入したトヨタの高級車レクサスは、初めて前年比でマイナスとなった。
日産自も、新車効果で既存車種の減少を補いきれなかった。
ホンダは昨年7月発売の新車効果が一巡し、反動減となった。
4―9月期の軽を除く新車販売台数は、前年同期比8.8%減の158万8366台で、
上期ベースで2年連続の減少となった。トヨタは同7.7%減の70万6328台、
日産自は同8.6%減の26万6226台、ホンダは同7.9%減の18万1629台だった。
<軽も新車効果薄れ不振続く>
全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した9月の軽自動車販売台数(速報)は
前年比6.9%減の17万1435台となり、6カ月連続で前年実績を下回った。
主要各社別には、ダイハツ工業が前年比0.5%増の5万2350台で2カ月ぶりの増加、
スズキが同0.9%減の4万8073台で2カ月ぶりの減少となった。
4―9月期の軽自動車販売台数は前年同期比6.8%減の89万6334台で、
上期ベースで4年ぶりの減少に転じた。昨年は各社とも相次ぎ新車を投入して
通年で初めて200万台の大台を超える好調ぶりを見せたが、今上期にはその反動が出た。
ダイハツの4―9月期の販売台数は前年同期比1.9%増の28万7185台と堅調だが、
生産能力を輸出用小型車に振り向けているスズキが同4.3%減の27万5048台と減少。
販売網再編や新車の効果が一巡したホンダが同26%減、
普通・小型車に注力する三菱自動車が同22%減、新車効果が一巡した富士重工業が同14%減と、
それぞれ落ち込んだ。
ソース
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)