07/09/30 23:35:40
県内市町村が運営する30自治体病院の2006年度決算見込みで、支払い能力を超えた借金である
「不良債務」(資金不足)の総額が前年度比15.0%増の156億5700万円と過去最高になることが28日、
県のまとめで分かった。県は、06年の診療報酬引き下げや医師不足による収益悪化が影響している
-とみている。
30病院の総収益は870億5700万円、総費用は920億9300万円。入院収益、外来収益ともに前年度
より減っており、それぞれの赤字の合計は総額53億5400万円、累積赤字は579億9400万円となった。
不良債務(資金不足)がある病院は前年度より1カ所増え、19病院。不良債務総額は、156億5700万円
と過去最悪となった。
07年1月から救急車受け入れを中止した金木病院の不良債務が7億7000万円(不良債務比率56.9%)に
上ったほか、八戸市民病院15億4100万円(同13.8%)、黒石病院が12億3100万円(同29.3%)、
板柳中央病院は9億1200万円(同135.1%)などと、軒並み苦しい運営を強いられている。
経営健全化を進めるむつ総合病院は約7億3000万円の黒字となり、不良債務比率が15ポイント
圧縮し29.7%となった。
▽News Source 東奥日報 2007年09月29日
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▽青森県
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