07/09/27 19:06:34
AppleInsiderによると、Appleは「iPhone」や「iPod touch」向けに開発した
「Mac OS X」を搭載したミニタブレットコンピュータを開発するプロジェクトを
進行させているという。同サイトではこれを「Newtonの復活」と呼んでいる。
Newtonとは、Appleが1990年代中頃に発売したPDAで、酷評されたが一部で熱狂的に
迎えられた製品である。
AppleInsiderの説明では、この機器はiPhoneよりも1.5倍ほど大きいスレート型で、
高解像度のディスプレイとiPhoneと同じタッチスクリーンインターフェースを搭載
しているという。また、1月のMacworldで見ることができるかもしれないとも
述べている。
これが真実だとすると、AppleはNewtonのようなPDAではなく、Intelのモバイル
インターネット端末(MID)の概念を採用したように見える。最近では基本的な
携帯電話でもPDAの代わりに使用でき、さらにスタイルも優れているため従来型の
PDAの市場は全く存在しない。しかし、現段階ではUltra Mobile PC(UMPC)やMIDに
ついても巨大な市場が存在するわけではない。
AppleのMac OS Xとマルチタッチインターフェースは、UMPCやMIDの概念を全く独自に
実現するものだ。Intelとパートナーが先週開催されたIntel Developer Forum
(IDF)で披露した多くの機器は操作にスタイラスペンを必要とし、PDAを
思い起こさせる。AppleInsiderが報じたワイド画面のスレート型の機器なら、
使い方の幅も広がるだろう。また、iPhoneやiPod touchと比べて画面が大きいよう
なので、ランドスケープモードでのタッチスクリーンキーボードの使用がさらに
容易になるかもしれない。これはiPhoneユーザーから要望が多かった点である。
普通の人々が使用するために設計されたモバイル機器をめぐって機運が盛り上がって
いるが、Appleが今後12カ月以内、2008年のどこかの時点で3つめのマルチタッチ機器を
発売するとしたら驚きだ。現在、iPhone、iPod touch、Newton 2.0が成功だと
言い切れるほどApple製のハンドヘルド型機器に対する関心が高いのかは不明だ。
AppleInsiderが報告している発売時期(2008年上半期)は、Intelがこうした機器向けの
設計となる低電力プロセッサである「Silverthorne」の発売予想時期と一致する。
Intelの幹部は先週、Silverthorneを搭載した機器でAppleと提携する可能性に
ついては口を閉ざしたが、おそらくAppleについて軽率に発言して後々
とがめられるのを恐れたのだろう。
ソースは
URLリンク(japan.cnet.com)
依頼を受けてたてました。