07/09/24 18:52:19
グリーンスパン前米連邦準備理事会(FRB)議長は、世界の金融市場は依然として恐怖感にかられている、
との認識を示した。
また、次期国際通貨基金(IMF)専務理事に、元フランス財務相のストロスカーン氏を支持する姿勢を示した。
24日に掲載される仏紙フィガロとのインタビューで述べた。
グリーンスパン氏は、現在の金融市場の混乱について、1997─98年にアジアやロシアで起きた危機と
共通する点が多いとしたうえで、現在の難局は終わってはいない、と述べた。
同氏は「当時のグラフを持っている。当時と今とでは商品こそ違うが、カーブの形状は同じだ」とし
「価格の不安定さが後退すれば、つまり、証券の売却価格と購入価格のスプレッドが縮小・安定すれば、
恐怖感は解消する。今はまだ、この状態になっていない」と述べた。
IMFの次期専務理事の選考をめぐっては、IMFは環境の変化に適応する必要がある、と述べたうえで、
ストロスカーン元フランス財務相はIMFを運営するのに適任だ、との考えを示した。
ロイター
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