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「相手は『サクラ』だった」「解約したいのにできない」―。結婚相談・結婚情報サービス業に
関する苦情・相談を経済産業省が分析したところ、解約時やサービス内容をめぐるものが多い
ことが分かった。業界で一般的な前払いシステムも一因とみられる。トラブル防止へ同省は、
優良業者を認証する指針を業界が設けるよう促す方針だ。
業界の市場規模は500億~600億円。業者は4000弱で約7割が個人経営とみられる。サービスは
(1)仲人・結婚相談型(2)データマッチング型(3)インターネット型―に分類され、会員は全体で
約60万人に上るという。
経産省は、国民生活センターに05年4月~06年11月に登録された約4600件の苦情・相談を分析。
傾向を集計したところ、「解約時」が42.8%(他との重複含む)で最多だった。具体的には「解約金を
求められる」「解約金が高い」「解約したいが出来ない」などが目立った。
「サービス内容」に関するものも27.2%と高い。「相手を数回紹介されたが、『顔を出すだけで良い
と頼まれた』と言われ、結婚の意思のない人ばかりだった」という苦情もあった。
業者と会員の「すれ違い」も浮き彫りになった。経産省の分析では、「異性の気持ちを知る方法」
「結婚に至るまでの様々な情報」「結婚後をイメージできる情報」などの提供で、業者が会員のニーズを
十分にとらえていない、という。
▽News Source asahi.com 2007年09月24日06時31分
URLリンク(www.asahi.com)
▽経済産業省
URLリンク(www.meti.go.jp)
▽Press Release
「結婚相談業・結婚情報サービス業における苦情・相談内容に関する調査報告書」について
URLリンク(www.meti.go.jp)
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