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製薬世界最大手、米ファイザーの中央研究所(愛知県武豊町)が来年4月にも研究者らの
出資による新薬開発のベンチャー企業として独立する。米本社が閉鎖を決めたことから、
約80人の研究者が中心となって新会社を設立し、研究施設や新薬候補物質などの資産を
譲り受ける。国内外の投資ファンドからも資金調達する考え。日本では例が少ない
従業員による企業買収(EBO)によって再出発する。
新会社には研究者らが経営の主導権を握れる比率を出資する意向で、社長は現在研究所長の
長久厚氏で調整中。ファンドから運転資金3年分にあたる100億円前後を調達する計画で、
交渉を進めている。事業が軌道に乗った数年後の株式上場を視野に入れる。
▽News Source NIKKEI NET 2007年09月21日07時00分
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
▽ファイザー株式会社 中央研究所
URLリンク(www.research.pfizer.co.jp)