07/09/18 07:30:51
雇用情勢の改善を受け、転職者の賃金上昇が鮮明となってきた。総務省の労働力調査によると、
今年4―6月期に転職し、前職より収入が増えた人は124万人と前年同期比で5万人増えた。
転職者全体に占める比率は35.3%と過去最高を更新した。企業の人手不足が広がり労働需給が
引き締まる中、賃金上昇の動きが若年層から中堅層にも波及してきた。転職市場が拡大し、
平均賃金の押し上げ要因になる可能性もある。
総務省が集計を始めた2002年以降、転職者のうち「前職より収入が減った人」の割合は常に
「収入が増えた人」の割合を上回ってきた。4―6月期の収入が減った人の割合は36.5%と収入が
増えた人の割合をわずかに上回ったが、差はかなり縮まってきた。
▽News Source NIKKEI NET 2007年09月18日07時02分
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
▽総務省:労働力調査
URLリンク(www.stat.go.jp)