07/09/14 16:03:46
京セラは三洋電機の携帯電話機事業を買収する方針を固めた。
三洋と最終交渉に入り、今秋の合意を目指す。買収額は今後詰めるが500億円前後となる見通し。
経営再建中の三洋は同事業を売却する方針を固め、京セラとシャープに打診していたが、交渉先を
京セラに絞る。京セラは北米に有力な販売網を持つ三洋の事業を取り込み、海外の携帯事業を
強化する。国内の携帯電話機メーカー同士で初の事業統合となり、収益が低迷している携帯電話
各社の間で再編の動きが広がりそうだ。
三洋にとって携帯電話事業は連結売上高の15%を占める最大事業だが、2006年度は国内販売
不振で営業赤字に転落した。京セラやシャープと売却交渉を進めていたが、これまでに最も高い買収
額を提案した京セラに交渉先を一本化する。
ソース:URLリンク(www.nikkei.co.jp)