07/09/13 21:16:45
「月額7円でケータイが持てます!」―。
最近、家電量販店やネットで話題となっているのが、ソフトバンクモバイルの
「スパボ一括9800円」と呼ばれる売り方だ。
「スパボ一括9800円」とは、同社が提供する割賦販売制度「新スーパーボーナス」を使いつつ、
端末の購入時に端末代金を一括で支払うというもの。
最新機種の場合、一括払いを選ぶと通常は5万円以上することがほとんどだが、この場合は9800円。
ただし、購入できる製品は2006年秋冬モデルとなる「705N」「910T」などほとんどが型落ち機種となっている。
・■分割払いせず特別割引を利用
なぜこれが話題になっているのか。新スーパーボーナスは端末代金を毎月分割で支払う代わりに、
それに見合った額の特別割引が適用されるサービスだ。
高機能機種では月々の分割払い額が2000円強と高くなってしまうが、ソフトバンクモバイル側が
毎月特別割引を実施することで、ユーザーの毎月の負担を少なくしている。
これは一種の販売奨励金のようなものだ。通常、販売奨励金は端末を購入する段階で販売代理店に渡り、
その分だけ端末価格が安価になるが、新スーパーボーナスでは販売奨励金に近いものを
毎月分割で後払いしているような構図となっている。
新スーパーボーナスは、分割払いを選ばずに一括払いで端末を購入しても、毎月の特別割引は適用される。
「スパボ一括9800円」も同様で、約2年間に渡って毎月980円分が割り引かれるようになっている。
「スパボ一括9800円」で最初に9800円を支払えば後々の分割払いの負担はなく、しかも月980円の特別割引は毎月適用される。
つまり月額基本料が980円のホワイトプランを契約すれば、2年間は毎月の基本料「0円」で使うことが可能なのだ。
ただし実際は、ユニバーサル料金として毎月7円が別途請求される。
月額基本料7円のケータイ。これが話題にならないわけがない。
ホワイトプランの月額980円でも安いと思ったが、まさか月額7円でケータイを持ててしまうとは、かなり衝撃的だ。
もちろんホワイトプランなので、深夜1時~夜9時までのソフトバンク同士の通話も無料となる。
この売り方は一部の家電量販店やショップなどごく限られた店舗で行われているようで、期間も不定期のようだ。
(ただし、この1カ月の間に何回か東京・新宿の家電量販店では、当たり前のように売られていた)。
対応機種は「705N」といった在庫処分品なので、必ずしも飛ぶように売れているわけではない。
ソフトバンクモバイルは今年5~8月の4カ月、月間契約者数でトップを獲得しているが、
「スパボ一括9800円」は台数が限定的なので、どこまで全体の契約者数を押し上げているかは未知数。
「スパボ一括9800円があったからトップを獲れた」という劇的な効果はないと思われる。
ソース(>>2以下に続きます)
URLリンク(it.nikkei.co.jp)
旗艦店「ソフトバンク原宿」のスタッフから説明を受ける孫正義ソフトバンクモバイル社長
URLリンク(it.nikkei.co.jp)