07/09/12 22:23:30
11日付の英紙フィナンシャル・タイムズは、
低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付きに端を発した金融不安について、
ポールソン米財務長官が、アジア危機など過去20年の金融危機よりも長期化するとの見通しを述べたと報じた。
11日、ワシントンで開かれた会合で述べたもので、長官が米投資銀行大手のゴールドマン・サックス時代に
経験したアジアやロシアでの金融危機や1980年代の中南米での債務危機と比べても、
サブプライム危機は解決に時間がかかるとの見解を示した。
長期化の主因としては、証券の複雑な仕組みやグローバルな流通を挙げたという。
一方、12日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、
サブプライム問題が企業が短期資金を調達するコマーシャルペーパー市場での
信用収縮に波及している問題について、ポールソン長官は「簡単な解決策はない」との厳しい認識を示した。
ソース
URLリンク(www.sankei.co.jp)