07/09/11 22:01:20 BE:1372133-PLT(15564)
「残業代が出なかったら、あほらしくてさっさと家に帰るインセンティブ(誘因)になる」。
舛添厚生労働相は11日の閣議後の記者会見で、一定条件を満たした会社員を労働時間
規制から外すホワイトカラー・エグゼンプション(WE)についての持論を展開した。
政府は、さきの通常国会に提出した労働基準法改正案にWEを盛り込むことを目指した
が、労働組合などが「サービス残業を助長し、過労死が増える」と反発。「残業代ゼロ法案」
との批判を浴び、断念に追い込まれた経緯がある。
舛添氏は、WEの真意は「パパもママも早く帰って、うちでご飯を食べましょうということだ」
と説明し、「家族だんらん法案」「早く帰ろう法案」などの名前にすべきだったとした。
一方、「私はずっと海外で生活してきたが、日本は労働生産性がむちゃくちゃ低い」とも
指摘。ホワイトカラーの賃金は労働時間ではなく、アイデアの対価との考え方を示し、
「働き方の革命をやりたい」と述べた。
だが、「さっさと家に帰れるぐらいなら過労死は起きないはずだ」と質問されると、「時間で
はかれる仕事について残業代を払わないのはもってのほかだ」と釈明した。
実際の導入については「WEの問題はプラスマイナスある。今後とも審議し、検討していく
のは(従来方針と)全く変わらない」と述べた。
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