07/09/08 23:29:03
県内有数の総合建設業、奈良市のアサカワなどグループ会社がきょう、
奈良地裁へ自己破産を申請し、事実上倒産したことが、
民間の信用調査会社帝国データバンクの調べで分かりました。
負債総額は、およそ98億5千万円にのぼると見られています。
アサカワは元県議会議員の故浅川清さんが初代代表を務めた昭和27年創業の浅川組が
今年1月、経営悪化を受け、会社分割制度で設立した会社です。
今回、自己破産を申請したのはアサカワと浅川組それにグループ会社シー・オー・エーで
負債総額は合わせておよそ98億5000万円にのぼるとみられています。
アサカワグループは、大手ゼネコンなどから県下の大型工事を受注し業績を拡大。
平成3年には売り上げ高およそ95億円を計上していました。
しかしバブル経済崩壊の影響で大型工事が減少、またバブル期の不動産購入で
金融債務が年商規模を上回るなど財務内容が悪化、業界の好転にも期待が持てないことから、
再建計画が困難と判断し、今回の措置となりました。
ソース
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