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【夕張】夕張市で本年度、8月末までに人口(住民登録者数)が275人減り、財政破たんの影響で
大幅減だった昨年度を上回るペースで人口流出が進んでいることが分かった。市の財政再建計画の
基になった国立社会保障・人口問題研究所(東京)の推計と比べても2倍以上のペース。税収減など
から将来、計画見直しを迫られる可能性が出ている。
同市の8月末現在の人口は1万2356人。一昨年までは、毎年300-400人減で推移してきたが、
財政破たんした昨年度は637人(前年度347人)減を記録した。本年度は8月までの5カ月間で
前年同期を32%上回る275人減少。例年、年度末の3月の減少が最も大きいため、このペースで
いけば、本年度は700人を超える減少となる可能性もある。
実際、8月末現在では前年同期比で723人減っており、同市市民課は「教育、医療、福祉などの
サービス低下が人口流出に拍車を掛けている」と話す。
再建計画は、同研究所の推計に基づき、計画終了時の2025年の人口を約7300人と見込むが、
再建団体移行に伴う住民負担増などの影響を一切考慮していないことが明らかになっている。
市内部からは「このままでは税収や地方交付税が大幅に減って、再建計画の実行は不可能になる」
という声も上がっている。
▽News Source 北海道新聞 2007年09月06日07時09分
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
▽夕張市
URLリンク(www.dolphin.co.jp)
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