07/09/07 10:35:47
東北大学の石田清仁教授と科学技術振興機構(JST)の高久佳和氏は6日、水に浸せば水素を製造できる
アルミニウム合金を共同開発したと発表した。
アルミは水と反応して水素を作り出す性質を持つ。しかし、表面に被膜ができてすぐに反応しなくなって
しまうのが課題だった。今回のアルミニウム合金には、アルミの表面に被膜ができるのを防ぐ元素が加えられている。
従来の製造方法に比べ10分の1程度のコストで水素を発生させることが可能になるという。乾電池や停電時に
使う緊急用発電機などへの実用化に向け、「今後企業との研究を進めたい」(石田教授)考えだ。
原料コストは、1キログラムあたり2000円程度に抑えられるという。アルミニウムとともに合金に使用する
元素は、特許出願中のため明らかにしなかった。
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NIKKEI NET(日本経済新聞)
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東北大学
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科学技術振興機構
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