07/09/05 12:38:10
標準化団体の国際標準化機構(ISO)は9月4日(米国時間)、米Microsoftが
推進する文書フォーマット「Office Open XML(OOXML)」をISO/IEC
(国際電気標準会議)の標準規格として採用するか否かの投票で、得票数が
承認に必要な率に達しなかったと発表した。同社にとって大きな黒星となる。
Microsoftが進めていたISOの早期承認手続きでは、ISO/IEC加盟104カ国が
投票権を保有。ISO/IEC JTC 1に参加する各国の標準化団体の3分の2(66.66%)、
または全加盟国の4分の1(25%)の賛成票を得ることが承認成立の条件と
なっていた。
ISOでは5カ月の投票プロセスを経て、9月2日に投票を締め切ったが、結果は、
どちらの条件にも満たなかったという。具体的な投票数は公表していない。
今後のステップとしては、投票時に寄せられたコメントを来年の2月、
投票結果調停会議(BRM)で審議する。ここで、コメントに応じるような
修正が可能かなど調整を試み、反対票を投じた国が反対を撤回すれば
標準が成立する可能性がある。
OOXMLは、すでに欧州電子計算機工業会(ECMA)の承認を受けており、ECMAが
2006年12月、ISOに提出していた。一方、対抗技術とされる「Open Document Format
(ODF)」はすでにISO標準として承認されている。
ソースは
URLリンク(enterprise.watch.impress.co.jp)
国際標準化機構(ISO)
URLリンク(www.iso.org)
プレスリリース(英文)
URLリンク(www.iso.org)
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