07/09/03 23:38:54
マツダは2010年代初頭に投入する次世代ロータリーエンジン(RE)を、
筒内直接噴射(直噴)方式にする。
直噴化によってRE最大の弱点である燃費の問題をカバーし、排ガスの低減も図る。
現在、量産化へ向けた研究開発に入っており、次期ハイブリッドシステムと併せて
新REに採用する方針。
直噴は欧州車で採用が多く、国内メーカーではトヨタ自動車の一部採用を除き、
コスト高と窒素酸化物(NOx)処理技術などで撤退、生産中止している。
REはレシプロエンジンやディーゼルエンジンに比べ、NOxの排出が少ないものの、
ローターハウジング(ロータリーエンジンの外殻)の構造特性もあり、熱効率が劣り燃費が良くない。
これを改善するため、燃焼系ではなく噴射系に関して、現在のポート噴射(吸気ポートに燃料を噴射)
から直噴に切り替える。
ソース
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