【労働環境】経団連サマータイム終了 省エネ効果を実感…政府に導入求める方針 [07/09/01]at BIZPLUS
【労働環境】経団連サマータイム終了 省エネ効果を実感…政府に導入求める方針 [07/09/01] - 暇つぶし2ch1:きのこ記者φ ★
07/09/02 19:14:29
日本経団連は31日、サマータイム制度導入に向け試行的に実施していた
「エコワーク月間」にピリオドを打った。

記録的な猛暑で電力需要がうなぎ上りとなる中で、「電力消費は例年よりも少なめに推移している」
と経団連の横尾賢一郎総務本部長は狙い通りの省エネ効果を実感。
さらに、帰宅時間が早くなったため「家族だんらんの時間を持てた」(経団連職員)といった副次的効果もあった。
具体的な導入成果は9月上旬にまとめるが、経団連は来年もエコワーク月間を実施し、
業界団体や企業に導入を働きかける考えだ。

「エコワーク月間」は、経団連の職員約250人を対象に、8月1日から31日まで実施。
期間中は始業時間を通常の午前9時30分から午前8時30分に、終業時間を午後5時から午後4時に
それぞれ1時間繰り上げた。

猛暑にもかかわらず省エネを実現できたのは、就業時間を1時間繰り上げるとともに、
定時退社を励行したためで、「定時退社の効果が大きかった」と横尾本部長はみている。
もっとも、定時退社で早めに帰宅しても、自宅でエアコンを強力にかけてしまえば、
省エネを狙ったサマータイムが“逆効果”になってしまう。

このため経団連は、事前に東京電力から省エネの専門家を招き、職員に省エネの極意を伝授。
横尾本部長も省エネ生活を実践し、「家ではほとんどエアコンを使わずに猛暑を乗り越えた。
二酸化炭素(CO2)換算で1日当たり1キロ程度の排出を削減できたはず」と試算する。

始業時間を早めたことで業務効率も改善した。
事務局の職員は「企業や官庁からの電話や来訪者が来るのは午前10時過ぎから。午前8時30分から
仕事を始めると外部からの問い合わせがない環境が1時間増え、仕事がはかどった」と話す。

「エコワーク月間」実施を前に、経団連の中村芳夫事務総長は「実践を通して環境や家族を考えよう」と
職員に呼びかけ、仕事と家庭生活が両立する「ワーク・ライフ・バランス」も同月間実施の狙いに掲げた。
実際、午後4時の定時退社のため、まだ明るい時間に帰宅できるようになり、「地域でのボランティア活動に
時間を有効活用できた」「夏休み中の子供たちと一緒に夕食をとれた」など職員の評判はよく、
家庭生活面への効果も大きかったようだ。

政府の「地球環境と夏時間を考える国民会議」は、日本で4~9月の6カ月間に1時間繰り上げると、
エネルギーを原油換算で50万キロリットル(20万トンクラスの大型タンカー約2隻分)が節約できるとしている。
また、2004年からサマータイムを試行している北海道では、05年の結果から道内全域で182日間実施した場合、
余暇時間拡大により300億円程度の消費増大を見込めると試算している。

経団連は、全国一斉にサマータイムを導入すれば、省エネ、消費の両面で大きな効果を期待できるとし、
政府に導入を求めていく方針だ。

ソース
URLリンク(www.business-i.jp)


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