07/08/23 19:19:52
電通は8月23日、米Linden Labが運営する3D仮想世界「Second Life」上に、東京の文化を発信する地域
「バーチャル東京」を構築したと発表した。まずは「世界陸上大阪大会」と連動し、アバターで競技を
楽しめるスタジアムを24日に公開。9月下旬には人気CG「スキージャンプ・ペア」と同様なジャンプが
楽しめるジャンプ台を公開する予定だ。ゲームやイベントで集客しつつ、同社が確保した計 16のSIM(島)を
企業に誘致し、オブジェクトの構築やSIM運営を請け負って収益化する計画。すでに金融機関などの参入が
決まっており、今後1年で30社程度の利用を目指す。仮想社会の経済活動も研究する予定で、9月下旬に
開設予定の慶応義塾大学仮想キャンパスで研究を行うほか、電通国際情報サービスが、フランチャイズ
システムやポイントプログラムなどを検証していく。
■スキージャンプ国際大会も
バーチャル東京は「東京の持つエネルギーや文化などを世界に発信し、クリエイターが集まる拠点」を
目指して構築を進めてきた。元セガのクリエイターで、キューエンターテインメントCCO(Chief Customer
Officer)の水口哲也氏が総合プロデュースを担当している。世界陸上と連動したスタジアムは、東京放送
(TBS)、プレゼントキャストと共同で構築。1 SIMを丸ごと使い、9月1日までアバターで100メートル走や
400メートルリレー、砲丸投げなどが楽しめるほか、大型スクリーンで世界陸上関連動画を配信する。
スキージャンプ・ペアのジャンプ台は、水口氏が手がけた第1弾企画。ユーザーアバターがスキーウェアなどに
着替えて、アクロバティックなジャンプを楽しめる。「ユーザーに、自由にジャンプのスクリプトを
組んでほしい」と水口氏は期待する。2人でペアを組まないとジャンプできないため、ジャンプ台に
集まったユーザー同士が仲良くなってくれるという狙いもある。「ジャンプ台で見知らぬ人と一緒に
飛んでもらえれば」(スキージャンプ・ペア作者の真島理一郎氏)
冬には「スキージャンプ・ペア国際大会」も開く予定。リアルのスキーイベントのように、スポンサーを
募って収益を上げることも計画している。【以下略・全文はソースで】
ITmedia URLリンク(www.itmedia.co.jp)
プレスリリース URLリンク(www.dentsu.co.jp)
画像(世界陸上スタジアム) URLリンク(image.itmedia.co.jp)
画像(マラソンするアバター) URLリンク(image.itmedia.co.jp)
画像(スキージャンプ1) URLリンク(image.itmedia.co.jp)
画像(スキージャンプ2) URLリンク(image.itmedia.co.jp)