【資源】 レアメタル、急騰にメーカー悲鳴 安定供給先探し、代替素材など模索 [070820]at BIZPLUS
【資源】 レアメタル、急騰にメーカー悲鳴 安定供給先探し、代替素材など模索 [070820] - 暇つぶし2ch1:長い記事@地球偵察用生物兵器Mφ ★
07/08/21 09:15:07

■記事 1/2
レアメタル:急騰にメーカー悲鳴…ハイテクに不可欠

 インジウム、ジルコニウム、レアアース、モリブデン--。
日ごろ耳にしない言葉だが、携帯電話や自動車、液晶テレビなど身近な製品を作るのに欠かせない金属だ。
世界的に埋蔵量が限られるため、総称してレアメタル(希少金属)と呼ばれているが、
このところの価格急騰にメーカーが悲鳴をあげている。日本は世界有数の消費国だが、
輸入に頼っており、供給が途絶えると生産が大打撃を受ける。政府もレアメタル対策に乗り出したが、
有効策は見いだせるのか。

◆中国の動向が影響

 「原材料価格の高騰が大きな減益要因だ」。
ホンダの青木哲副社長(現会長)は07年3月期連結決算の会見で、レアメタル高騰への懸念を口にした。
過去5年間で、排ガス浄化用触媒に使う白金の価格は2.4倍、自動車用鋼材に使うモリブデンは
6倍にもなり、自動車メーカーの利益を圧迫している。

 家電メーカーも同様だ。東芝は「多くの製品にレアメタルが必要で価格高騰の影響は大きい」と話す。

 携帯電話一つとっても、電池にリチウム、ニッケル、マンガン、コバルト、液晶ディスプレーに
インジウム、内蔵スピーカーにコバルトやジルコニウムと、レアメタルだらけ。
ほとんどすべてを輸入しており、価格高騰は日本経済に大きな影響を与えかねない。

 このところの価格急騰には、中国の動向が関係している。資源国の中国は90年代に
電池やハードディスクに使われるレアアース(希土類)や、鉄鋼、自動車の切削で使う超硬工具に欠かせない
タングステンを安値で売りたたいた。その影響で米国や豪州の鉱山が相次ぎ閉山に追い込まれると、
今度は自国のレアメタル輸出を抑制。そこにハイテク産業の拡大や新興国の経済成長による需要増が重なり、
国際的な供給不足に拍車がかかって「レアメタル・ショック」が起きた。

 中国は輸入にも積極的だ。急増する国内需要をまかなおうと、金に糸目をつけない。
あおりを受けたのは住友金属鉱山だ。豪州のウェスタンマイニング社(現BHPビリトン)から40年に及び、
ニッケルの中間材料を買ってきたが、価格で中国企業に競り負け、契約が切れた。

 そこで、これまで品質が悪いと放置されていた鉱材からニッケルを回収する新技術を開発。
フィリピンに大型精錬所を建設した。ニッケル営業・原材料部の野崎明部長は
「供給先が信じられなくなった以上、自社権益での原料確保が重要だ」と、
今後も国外で精錬所を増やす方針だ。

毎日新聞 2007年8月20日 21時57分
URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)


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