07/08/13 08:21:30
中国・北京で段ボールを混ぜた肉まんが売られていたとテレビで報道され、その後ねつ造
だったと発表された問題で、北京の裁判所は12日、テレビ局の元外部スタッフに対し、商品の
信用を傷つけたとして、懲役1年の実刑判決を言い渡しました。
この問題は、先月初め、北京のテレビ局｢北京テレビ｣が、市内の露店で具に段ボールを混ぜた
肉まんが売られていると報道して、国内外に大きな反響を与え、その後別のニュース番組の中で、
外部スタッフによるねつ造だったと発表し謝罪したものです。
中国国営の新華社通信が12日夜に伝えたところによりますと、地方裁判所にあたる北京市
第二中級人民法院は、日曜日の12日判決公判を開き、元外部スタッフで28才のシ（＊）北佳被告が、
うその報道によって肉まんや業界の信用を著しく傷つけたなどとして、懲役1年と罰金1000元、
日本円でおよそ1万5000円の実刑判決を言い渡しました。
判決によりますと、シ被告は、ことし6月、露店を営む出稼ぎ労働者に、犬の餌にするからと
偽って段ボールと自分で買った材料を渡し、肉まん20個余りを作らせてその様子を撮影したうえ、
テレビ局にはこの事実を隠していたということです。
シ被告は法廷で起訴事実を認めたうえで、関係業界や視聴者に対する謝罪の言葉を述べたと
いうことです。(＊「此」の下に｢言｣)
▽News Source NHK ONLINE 2007年08月13日07時07分
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
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▽新華社通信 Press Release
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