07/08/04 15:27:18
オンライン書籍販売の第一人者であるアマゾン・ドット・コム(Amazon.com Inc.)は、
何人ものインターネット起業家が挑戦してはことごとく失敗したオンライン・グローサリー
宅配サービスに事業を拡張した。
1990年代にすでに書籍販売の代名詞的存在だった同社(ワシントン州シアトル本社)
は、取り扱い製品を電子製品や音楽CD、映画DVD、服飾、宝石、事務機器、
家庭用品、スポーツ具、家財道具に広げ、オンライン専門の総合小売業者
最大手の一つに成長した。
そのアマゾンが、オンラインでは成り立たないと言われてきた食品宅配業に進出する。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、オンライン・グローサリー宅配業界では、
1990年代にウェブバン(Webvan Group)やホームグローサー(Homegrocer.com Inc.)
が次々に起業しては、巨額の投資を回収できるほどの売り上げを記録できずに
倒産していった。
アマゾンは、ホームグローサーの立ち上げ時に出資した企業の1社でもある。
アマゾンは、「アマゾン・フレッシュ(Amazon Fresh)」と銘打って、卵や肉、野菜と
いった生鮮食料品を冷蔵倉庫に保管し、12台の自社冷蔵トラックでシアトル郊外
の顧客宅に配達する。
同事業にいくらを投じ、何人を配備しているかに関する詳細は秘密にされている。
「小規模で実験している段階で、良質のサービスを提供するためには何が最善の
やり方なのかこれから検証していく」とだけ同氏は述べた。
ニュースソース
URLリンク(www.usfl.com)