07/08/01 17:41:59
国土交通省近畿運輸局は31日、JR大阪駅北側の梅田北ヤードへのアクセスと
なる鉄道新線構想について、具体的な事業の枠組みを話し合う
「ワーキンググループ」を8月1日に発足すると発表した。
2011年の街開きを目指す大阪・最後の一等地で、新線計画がいよいよ動き出す。
対象となる新線は、大阪市営地下鉄四つ橋線・西梅田駅から梅田北ヤードを経て
阪急十三駅を結ぶ「西梅田・十三連絡線(仮称)」で、距離は2・9キロある。
ワーキンググループは、国、大阪府、大阪市のほか、JR西日本、阪急電鉄、
学識経験者で構成し、他の鉄道との接続や、どうすれば少ない工費で済むか、
合意形成に向けた枠組みなどを検討する。会合を3回程度開き、07年度中に
報告書をまとめる。
国交省は、連絡線の必要性などを探った06年度までの調査で、
「大阪駅北地区の活性化に役立つ重要なインフラで、事業性も見込める」と
判断している。ワーキンググループはこの結果を踏まえ、整備計画を具体化する。
これまでも、阪急阪神ホールディングス傘下の阪急電鉄が前向きに検討してきた。
角和夫社長は、鉄道整備を第3セクターが行い、民間鉄道会社が運行する
「上下分離方式」を提唱している。建設中の京阪電気鉄道中之島線で採用されて
いる方式で、国や地方自治体の補助が受けられるほか、事業費も抑制できるため、
ワーキンググループで検討課題に挙がるとみられる。
連絡線とは別に、阪急が単独で十三―新大阪(2・4キロ)間を整備する構想も
あり、西梅田から新大阪までを直結する可能性もある。
ソースは
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
依頼を受けてたてました。