07/07/26 21:39:36
ベトナム人のレ・ティ・キム・リエンさん (22)は、日本の研修プログラムで技術を学び、
お金を稼ぐことが3年前に来日した目的だったと話す。
だが実際は、自動車部品を生産する過酷な労働を強いられただけだという。
トヨタ自動車や日産自動車など向けに部品を生産する東海クラフトの下請け会社
ティエムシーで、レさんはヘッドレストとアームレストの縫製をしていた。
午前8時半から深夜零時すぎまで働いていたこともあったという。
研修費は月5万8400円で、その半分近くは強制預金させられたとしている。
レさんが5人の同僚とともに名古屋地方裁判所に3月に起こした訴えによれば、
彼女のパスポートは取り上げられ、トイレ休憩のたびごとに、1分間15円の罰金を支払わなければ
ならなかったという。
弁護士や労働組合の幹部らによれば、中国やインドネシア、フィリピン、ベトナムなどから
やって来る実習生は、低賃金の中国と競争する日本企業に利用されている。
レさんを支援する全統一労働組合の鳥井一平書記長は、まるで人身売買された労働奴隷のようだと語る。
ティエムシーの森平勝会長は、訴えられた内容についてのコメントを控えている。
労働条件は、同社にベトナム人の実習生を送り出した豊田技術交流事業協同組合が決めたものだと説明する。
期間3年のこの研修プログラムは、財団法人の国際研修協力機構が管轄している。
繊維、食品加工、農業などの業界で働きながら訓練を受けることができる実習生は、
2年目以降は労働関係法で保護されることになっている。
ソース(>>2以下に続きます)
URLリンク(www.bloomberg.com)