07/07/22 21:38:56
▽サムスン電子・LG電子のケータイ、4-6月期大躍進
今年4-6月期、サムスン電子やLG電子など、韓国国内の携帯電話メーカーが世界の携帯
電話市場で大躍進を遂げた。
サムスン電子は史上初めて、携帯電話の販売台数で米モトローラ社を抜き、またLG電子は
営業利益率が2ケタの伸びを示した。一方、モトローラ社は19日(現地時間)、今年4-6月期の
携帯電話の販売台数が1-3月期より22%も落ち込み、3550万台にとどまった、と発表した。
モトローラ社は「レーザー」発売後、これといったヒット商品に恵まれず、アジアや欧州・中東・
アフリカでの売れ行き不振がたたり、世界第2位の座をサムスン電子に明け渡した。
これに対し、昨年はモトローラ社に押されっぱなしだったサムスン電子は、苦心の末、シェア
世界2位の座を奪還した。サムスン電子の今年4-6月期の携帯電話販売台数は3740万台で、
1-3月期より8%増加。サムスン電子が携帯電話の販売台数でモトローラ社を上回ったのは
今回が初めて。
1-3月期には155ドル(約1万9000円)だった携帯電話の販売単価は、4-6月期には148ドル
(約1万8000円)まで下がり、それに伴って売上額や営業利益も減少した。しかし、このような
状況下でもサムスン電子がシェア世界1位のノキア社に追い付く条件はすでに整っていると
みられる。現在、サムスン電子は年間の販売目標も従来の1億3300万台から1億5000万台
以上に引き上げている。
一方、LG電子の躍進もまた目を見張るものがある。LG電子の今年4-6月期の携帯電話販売台数は
1910万台で、1-3月期に比べ21%も増加した。また売上額は1-3月期より15.1%増の2兆7092億
ウォン(約3614億円)、営業利益は同じく184%増の3132億ウォン(約417億8052万円)となった。
これは欧州・中南米市場における売り上げの増加とともに、「シャイン」「プラダフォン」などの高級
商品を前面に打ち出した戦略が奏功したためとみられる。特にLG電子は、携帯電話事業における
営業利益率が11.6%を記録し、史上初めて2ケタの伸びを示した。これはソニー・エリクソン(10%)や
サムスン電子(8%)の営業利益率を上回るものだ。
LG電子は今年下半期、新興市場向けに中・低価格の商品を発売し、携帯電話の販売台数でも
ソニー・エリクソンに追い付くことを目標としている。
・URLリンク(www.chosunonline.com)