07/07/21 20:41:29
第三セクター鉄道等協議会が二十日公表した加盟三十六社の
二〇〇六年度の経営状況によると、
三十二社が赤字で、経常損失は計約三十六億六千七百万円に上った。
輸送人員は三十社が前年度より減少。黒字は四社にとどまった。
地方の三セク鉄道は住民の減少に加え、学校の統廃合などで厳しい経営が続いており、
燃料費の高騰も経営を圧迫。〇六年度は北海道ちほく高原鉄道、神岡鉄道（岐阜、富山）が撤退、
二十三日には三木鉄道（兵庫）が〇八年の廃止を国に届ける。
各社別経営状況では、赤字のトップは北近畿タンゴ鉄道の五億六千二百万円。
次いで愛知環状鉄道（愛知、三億三千二百万円）など。
天竜浜名湖鉄道（静岡）は二億一千万円の赤字だった。
黒字は北越急行の十五億九百万円がトップ。
伊勢鉄道（三重）は赤字から千二百万円の黒字に転換した。
輸送人員は三十六社で五千五百二十三万人と前年度比１３・１％減。
前年に愛知万博があり八百万人減となった愛知環状鉄道を除けば全体で０・７％減だったが、
十九社は３％以上減少した。
ソース
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