【資源開発】燃える氷「メタンハイドレート」、中台韓が開発に火花…有望な周辺海域 資源権益確保へ争奪戦も [07/07/19]at BIZPLUS
【資源開発】燃える氷「メタンハイドレート」、中台韓が開発に火花…有望な周辺海域 資源権益確保へ争奪戦も [07/07/19] - 暇つぶし2ch1:明鏡止水φ ★
07/07/19 07:59:11
 ■有望な周辺海域 資源権益確保へ争奪戦も

 新たなエネルギー源として注目される「メタンハイドレート」採取に向け、中国、台湾、韓国が
相次ぎ周辺海域の開発に乗り出している。日本も2016年の実用化に向け、東海沖で研究と開発が
進んでいるが、中台韓も石油や天然ガス調達で海外依存度を高める中で、近海で得られる資源に
期待を寄せる。ただ東アジアには領海線やEEZ(排他的経済水域)で主張が絡み合う海域も少なく
なく、権益紛争を招く恐れもありそうだ。(河崎真澄)

 共産党の機関紙、人民日報によると、中国が南シナ海北部で5月1日と15日に初めて採取した
メタンハイドレートのサンプルが先月、広東省広州市で公開された。採取海域について中国は
「神狐海域」とするだけで、詳細は公表していない。

 台湾は先週、経済省が南部の高雄市沖合でメタンハイドレートが埋蔵されているとの調査報告
をまとめた。推定資源量はメタンガス換算で5000億立方メートルといい、台湾の天然ガス
年間消費量の50年分以上にあたるという。

 また聯合ニュースによると、韓国もこのほど同国南東部から北東約135キロの日本海で、
水深約2000メートルの海底からメタンハイドレートの採取に成功した。推定資源量は約6億トンで、
韓国の天然ガス年間消費量の30年分にあたるとしている。15年にも実用化にこぎ着ける計画だ。

 日本周辺を含む東アジアの海域は、世界最大のメタンハイドレートの有望地とされる。
独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)によると、東海沖の東部南海トラフ
海域に推定資源量で5700億立方メートル(日本の天然ガス年間消費量の約7年分)のメタン
ハイドレートが眠っている。

 中国、台湾、韓国も石油や天然ガス輸入量を増やす中で、輸入に頼らない資源確保は
エネルギー安全保障の面からも理想的。しかし現在の技術水準では、メタンハイドレート
採掘コストがかかりすぎ、商業化に踏み切れないでいる。

 ただニューヨーク商業取引所で原油先物取引相場が一段と高騰し、17日は米国産標準油種
WTIの中心限月が一時、11カ月ぶりの高値となる1バレル=75・35ドルまで上伸した。さらに
石油価格高騰が続き、一方でメタンハイドレート採掘技術の進展でコストダウンが進めば、
10年内にも商業化が可能との見方がある。

 こうした中、メタンハイドレートの存在が確実視される日本海や東シナ海、西太平洋のほか、
中国、台湾やベトナム、マレーシア、ブルネイ、フィリピンが主張する領有が複雑に重なる
南シナ海のスプラトリー諸島周辺などで「争奪戦」が始まることも予想される。

>>2に続く


▽News Source FujiSankei Business i.on the Web 2007年07月19日
URLリンク(www.business-i.jp)
▽メタンハイドレート(Wikipedia)
URLリンク(ja.wikipedia.org)
URLリンク(upload.wikimedia.org)



レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch