07/07/18 20:57:33
北海道更別村の十勝スピードウェイで十五、十六の両日開かれた自動車耐久レース
「十勝二十四時間レース」で、トヨタ自動車がレース専用に開発したハイブリッド車
「スープラHV-R」が総合優勝した。
ガソリンエンジンと電気モーターを併用するハイブリッド車が本格的なレースで優勝するのは世界初という。
スープラHV-Rの排気量は四四八〇cc。レース特有の高速走行からの急減速で、
瞬時に生じる大きなエネルギーを効率よく回収するため、専用のハイブリッドシステムを開発した。
レースには、ポルシェ911や日産フェアレディZなど世界を代表するスポーツカー三十六台が出場。
スープラHV-Rは一周目で一時、他車に先行を許したが、その後はハイブリッドの優れた
加速性を生かすなどして首位をキープ。夜間に雨が降る厳しいコンディションの中、
一周五・一キロのコースを二十四時間で六百十六周し、二位に十九周差をつけての圧勝だった。
トヨタの高橋敬三モータースポーツ部長は
「モータースポーツの分野で、ハイブリッド技術がスタートラインに立った。
得られたデータやノウハウは量産を見据えたハイブリッド技術全体のさらなる進化のため
生かしたい」
とコメントした。
ソース
URLリンク(www.chunichi.co.jp)