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岩手県奥州市江刺区の野菜栽培工場「コスモファーム・フロンティア江刺」が操業を突然
停止した問題で、先行した岩手県外の工場も計画を大幅に下回る生産しかできず、操業
停止に追い込まれていたことが13日、関係者の証言で分かった。技術提供元の農業
プラント会社「コスモプラント」(静岡県袋井市、4月に経営破たん)が、ずさんな計画を
基に全国で工場建設を持ち掛けていた疑いが浮上してきた。
コスモプラントの赤色発光ダイオード(LED)照射による野菜栽培のプラントは、江刺
以外に和歌山県、千葉県、北海道の企業などが取り入れ、先行操業した。
関係者によると、このうちのある工場は月産20トンの計画だったが、操業から半年
たっても月平均の生産は20%程度の約4トンにとどまった。採算が取れなくなって
2006年に操業停止した。
この工場の関係者は「栽培溶液の濃度を変えるなど試行錯誤したが、計画の3割を
生産するのがやっと。指導通りにやっても駄目だった。工場設備を含め計画はすべて
ずさんだった。計画自体に欠陥があったと疑っている」と証言する。
コスモプラント側は工場側に「LEDの耐用年数は10年以上」と説明したが、実際は
1年ほどで照射能力が落ち、LEDがショートしたりパネルが割れたりする事故が相次いだ
という。
江刺も操業開始後の生産は計画比約18%で、操業停止に追い込まれた状況は、この
工場と酷似している。江刺の出資関係者は「もともとずさんな計画によって出資を持ち掛け
られ、会社を設立し工場を建設させられたのだとしたら、詐欺ではないか」と憤っている。
ソース
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