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◇「故宮のスタバ」ついに撤退=伝統ブランドを重視-北京
【北京14日時事】14日付の中国各紙によると、明清両王朝の宮殿で
世界文化遺産に登録されている北京の「故宮」内部で営業してきた
米大手コーヒー店チェーン「スターバックス」が同日までに営業を停止した。
故宮側が「故宮内部の経営主体は故宮ブランドを主とする」方針を
決定したことから、スターバックスが単独ブランドで店舗を
展開することが困難になり、ついに撤退が決まった。
故宮内のスターバックスは2000年に開業。しかし、今年1月に
中国の著名なテレビキャスターが自身のブログで「故宮のスタバ」
撤退を求める意見を発表して以降、「西側消費文化が中国の
伝統的文化を侵食している」といった批判が高まっていた。
故宮側はこうした議論を受け、スターバックスが営業していた「九卿房」に、
雲南省や海南省の国産コーヒー店のほか、そのほかの飲み物もそろえた
複合飲食店をつくることを計画。スターバックスもその中に入る選択肢を提案したが、
同社は単独店のイメージを重視したという。
ソース(時事通信)URLリンク(www.jiji.co.jp)