07/07/08 00:25:04
乗客が快適に過ごせるように、窓を大きく、機内の気圧も地上に近くするなど、
米ボーイング社が最先端の技術を投入して開発した次世代中型旅客機
「ボーイング787」の1号機が米ワシントン州の工場で完成し、9日(日本時間)に初めて公開される。
初飛行は8月を予定。来年5月、全日空に世界最初の787が納入され、
国内線から日本の空にお目見えする予定。全日空は50機、日航は35機発注している。
開発には日本の大手メーカーや航空会社も参加。胴体や主翼など機体の35%は
日本で製造され、温水洗浄便座が旅客機に初めて導入されるなど、
日本ならではのノウハウも盛り込まれた。
現在の主力中型機ボーイング767では不可能だった米国本土や欧州への直行便も可能になる。
787の全長は55・5メートル、200―300席クラスで767とほぼ同じ。
材料に軽く丈夫なカーボン複合材を使って軽量化、エンジンの燃費向上で航続距離が大幅に伸びた。
日本独自の技術として知られる温水洗浄便座を使った新型トイレの開発には、
全日空や日航のほか、日本の便器メーカーも参加し狭い機内でも快適に使える便座を仕上げた。
ビジネスクラス以上のトイレに設置予定。
客室の窓は従来より縦に約9センチ伸び、面積は3割大きくなった。
ブラインドは、液晶の技術を使いガラスそのものの色が濃くなる新しいタイプを導入した。
カーボン複合材を使ったことで上空での機内の気圧がやや上がり、地上に近い気圧に。
10%以下だった機内の湿度もやや保てるようになり、乾燥を防げるという。
ソース
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
関連スレ
【航空】米ボーイング社が最新鋭787型機など航空機6%値上げ…素材高騰で、需要旺盛で可能と判断[06/26]
スレリンク(bizplus板)
【航空】全日空(ANA):温水洗浄便座・世界初、来年から新型機「787」に標準装備…TOTO「ウォシュレット」 [07/07/07]
スレリンク(bizplus板)
【工作機械】旭精機工業、最新鋭機械「MAG-3」本格稼動 ボーイング社「787」部品フル生産の為 [07/07/06]
スレリンク(bizplus板)