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財政再建団体となった北海道夕張市で財政破たんの原因となった観光施設や、あおりで
総合病院から縮小された診療所などを見学するツアーが売り出されている。自治体関係者や
地方議員が主な対象で、担当者は「夕張の失敗から教訓を学んでほしい」と話している。
企画したのは夕張市から観光施設運営を引き継いだ道内観光業大手「加森観光」（札幌市）の子会社。
個人客の場合、料金は同社が経営するホテルの宿泊料など１人１万９８００円。
第一弾として１１日からと１７日から、いずれも１泊２日の日程で予定している。
２０人以上の団体客については１０月２１日まで随時受け付ける。オプションとして、
講演料１万５０００－４万円を支払えば藤倉肇市長や市職員による講演を聴くことができる。
内容は最初にガイドによるオリエンテーションを受けた後に、石炭の歴史村など市内の観光施設や
市立総合病院の運営を引き継いだ診療所「夕張医療センター」、市長部局の５部１７課３０係が
７課２０係に縮小となった市役所などを見学する。
ツアーの問い合わせは夕張リゾート予約センター、電話０１２３（５２）３４５６まで。
(2007/07/05 09:26)
URLﾘﾝｸ(www.sankei.co.jp)