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神戸市交通局は26日、地下鉄とバスの両事業について今後4年間で計50億円の収支
改善を目指す経営計画をまとめた。人件費を圧縮し、広告料収入など関連事業の収入を
増やす考え。ただ、経営不振の海岸線を抱える地下鉄事業は4年後も大幅赤字が続く
見通しで、より抜本的な追加策が必要になりそうだ。
2007年度から10年度までの計画期間に地下鉄、バス事業でそれぞれ25億円収支を
改善する。両事業とも職員の賃金を年功序列型から職務職責重視に改め、各種手当て
も削減する。
バス事業は需要の見込める場所への路線延伸を検討するほか、バス停の命名権の
売却対象を増やす。地下鉄の駅構内にコンビニエンスストアを積極的に誘致する。
バス事業は前期の最終利益を3000万円と見込み、4年計画の遂行によって10年度には
黒字幅を2億円に拡大させる。一方、前期に41億円の最終赤字を見込む地下鉄事業は
4年後も39億円の赤字となる見通し。
長田区などを走る海岸線の利用者が需要想定の3分の1以下にとどまっていることが響く。
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