07/06/23 17:31:50
企業買収ファンド最大手のブラックストーンは二十二日、ニューヨーク証券取引所に上場し、
公募価格を15%上回る価格で取引を終えた。
これにより共同創業者のピーターソン氏は株の一部売却などで十八億八千万ドル(約二千三百億円)
の利益を一挙に取得。もう一人の共同創業者であるシュワルツマン最高経営責任者(CEO)も
六億七千七百万ドル(約八百三十億円)を取得する見通しだ。
買収ファンドによる企業の取得が相次ぐ中、ファンドの経営者に対しては「もうけすぎ」との
批判が出ている。米議会では、ファンド経営者の所得に対する税率が15%と、
一般企業経営者に比べて優遇されている税率を見直すべきとの議論も高まっている。
二人は株の一部売却後も引き続き株を持ち続ける方針。
シュワルツマン氏の所有する23%分の総額は七十七億ドル(約九千四百億円)に膨らみ、
ピーターソン氏の所有する4%分の総額は十四億ドル(同千七百億円)となる計算。
◎ソース 東京新聞
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