07/06/12 17:31:35
トヨタは、エンジン吸気バルブの開閉タイミングを連続的に変化させる従来の
VVT-iに、新たにバルブリフト量を連続的に変化させる機構を組み合わせた
動弁機構バルブマチック(VALVEMATIC)を開発したと発表した。
新開発のバルブマチックは、流入する空気の量を、これまでのスロットルバルブの
開閉量にかえて、吸気バルブのリフト量の変化により調量するもので、吸気バルブの
リフト量と開閉時期を無段階に連続制御する機構となっている。これによって、
吸気バルブのリフト量と開閉タイミングを運転状態に応じて最適にコントロールし、
低燃費と動力性能の向上を両立することが可能になるという。具体的には、
新開発の2リッターエンジンの場合、5~10%の燃費向上とCO2削減、10%以上の
出力向上を図るとともに、アクセル操作に対する応答性を向上させている。
トヨタは、かねてより、企業の社会的責任として、地球環境保全やエネルギー多様化へ
の対応を経営の最重要課題のひとつと位置付け、低燃費によるCO2削減と排出ガスの
クリーン化を追求する一環として、ガソリンエンジンおよびトランスミッションの
開発を推進していて、2010年までに一新する計画だという。今回のバルブマチックは、
ガソリンエンジンのさらなる進化に寄与する新技術で、近々発売予定の新型車に
搭載する2リッターエンジンを皮切りに、順次採用を拡大していくという。
ソースは
URLリンク(www.carview.co.jp)
トヨタ自動車株式会社 グローバルサイト
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ニュースリリース
『トヨタ自動車、新世代のエンジン動弁機構「バルブマチック」を開発』
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