【水産】タラバ高騰 困った--札幌の店頭、倍高へ [06/12]at BIZPLUS
【水産】タラバ高騰 困った--札幌の店頭、倍高へ [06/12] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
07/06/12 12:45:18
■ロシア産 輸入激減

花咲ガニや毛ガニと並んで観光客にも人気が高いタラバガニの価格が高騰し、札幌市内の店頭では、
上物の活タラバが例年の約2倍の1キロあたり1万円に迫っている。そもそも初夏はタラバの多くが
脱皮後の回復期にあり、市場では商品価値の高い「硬ガニ」が不足する。そんな時期に、道内消費の
大半を占めるロシアからの輸入が激減しており、極端な品薄となって価格をはね上げた模様だ。

■高値を更新

「なるべくお安くしてあげたいのですが…」。 札幌市中央区の「二条市場」で活タラバを扱う
宮田商店の佐々木一夫社長は複雑な表情で話す。今年2月中旬ごろから価格が上がり始め、
最近では、歳暮用などで高値となる12月ごろの価格(1キロ6千~7千円)を軽く超えてしまった
という。

「1キロ1万円で売りたいところですが、そこまでは付けられません。それでも小さいので
1匹1万円くらい、大きいのは2万円以上。他の種類のカニは値上がりせず、流通もあるのですが…」

同じ「二条市場」の曲〆(かねしめ)二条食品の小林正明店長は「これまでの高値の5割増しです。
予算1万円程度というお客さんが多い中、売りづらくなりました。『高い高い』と言われて
カニ離れが起こってもらっては困るが…」。

実際、札幌市中央卸売市場での5月のタラバガニ(ボイルなども含む)の1キロあたりの平均卸売
価格は、昨年同期(1732円)の約1・4倍の2480円。取扱数量は、昨年同期
(68・192トン)の4割足らずの26・546トンで、著しく減った。

■希少な時期

根室水産研究所によると、タラバガニの成体は3~4月ごろ、年に1回の脱皮を行う。このため
5~6月のタラバは、体がまだ回復しておらず、殻が完全に硬くなっていない個体が多い。
冬に近づくにつれて、回復が進むという。

道内のカニ業者によると、脱皮後、完全に殻が硬くなっているのを「硬ガニ」、まだ完全に硬く
なっていないのを「若ガニ」、脱皮したばかりで殻が柔らかいのを「脱皮ガニ」と呼び、
ランク付けしている。「硬ガニ」が最も身入りがよく、この時期は特に希少価値があるという。

そのタラバの大半がロシア産だ。函館税関によると、北海道地区の「活・生鮮・冷蔵タラバ」の
4月の輸入は全部ロシア産。約80トンあったが、これは昨年同期比(約570トン)の約14%に
過ぎなかった。これに連動するように、道内主要8卸売市場での5月の活タラバの取扱数量
(北海道市場協会調べ)も、昨年同期(95トン)の半分以下の44トンしかなかった。

主要水揚げ地の一つ、根室漁協花咲・根室水産物地方卸売市場(根室市)は「札幌では高値というが、
産地はそういう状況ではない」と話す。

しかし「ロシアからの輸入水産物全体が昨年に比べ約6割減っており、来年以降の水揚げ計画が
立たない状況になっている」と説明。ロシア側が密漁防止と資源保護を理由に生きたカニの
輸出規制を強めようとする動きに不安感を抱いている。

●店頭価格が高騰している活タラバガニ=7日、札幌市中央区の二条市場で
URLリンク(mytown.asahi.com)

◎ソース asahi.com
URLリンク(mytown.asahi.com)


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