07/06/09 13:05:31
「いい人 いい味 いきいき富山」に代わる新しい県の観光キャッチフレーズが八日、
「パノラマ キトキト 富山に来られ」に決まった。
海外向けは「Ｔｏｙａｍａ：Ｗｈｅｒｅ Ｊａｐａｎ ｇｏｅｓ ｔｏ ｒｅｌａｘ！
（富山：日本人が癒されるところ）」。
七月下旬までにコンペ方式でシンボルマークを決め、来年三月に予定する東海北陸自動車道の
全線開通に合わせ、中京圏を中心に観光キャンペーンを行う。
県民会館で同日開いた新キャッチフレーズ等選定委員会（座長・渡辺康洋富山大学教授）で
公募作品の最終選考を行った。二千六百九十六点の応募から、最優秀作品に選んだ富山市出身の
一級建築士、山本和弘さん（東京都港区）の作品「〝パノラマ、キトキト〟富山〟」に県内観光を
呼び掛ける富山弁を追加した。雄大な自然や新鮮な食など富山の特徴を端的に表現した点を評価した。
初めて募集した海外向けには四百二十点が寄せられ、外国語指導助手、ダニエル・レイナーさん
（射水市）の作品を「海外の人々を強く引きつける表現」としてそのまま採用した。
それぞれ賞金三十万円を贈る。
選考結果を知事に報告した渡辺座長は「富山のイメージが広がる作品を選んだ」と説明。
知事は「富山を象徴する言葉が並んだ」と喜んだ。県の観光パンフレットやポスターは、
新キャッチフレーズに順次切り替える。
新キャッチフレーズは当初、三月末までに決める予定だったが、選考が遅れ、観光業界から
パンフレット印刷などの都合で早期の決定を求める声が上がっていた。この日の選定委には
委員十二人のうち代理四人を含む計七人が出席。文書でやり取りした事前協議の結果を踏まえ
最終選考した。
◎ソース 北日本新聞
URLﾘﾝｸ(www.kitanippon.co.jp)