07/06/07 22:34:20
SBIホールディングスは6月6日、SBIホールディングスおよび同社子会社のSBI Roboが
提供する予定の仮想世界「Cyber MEGACITY - 東京0区」の開発運営にむけ、
アニメーション企画制作を行う美よんどしい、企画コンサルティング会社アーカイブゲートとの
ジョイントベンチャー設立について、基本合意したことを発表した。
Cyber MEGACITYはSBIホールディングスグループが構想中の仮想世界サービスだ。
東京湾に浮かぶ仮想都市「東京0区」をネット上に用意し、ユーザーに公開。
ユーザーには仮想世界上の住所が与えられ、仮想世界の中で生活できるほか、
仮想通貨を購入することにより不動産取引や為替取引など、現実世界同様の
金融取引が行えるというものだ。世界観の詳細については、SBI Roboが公式のWikiにて公開している。
今後は、設立されるジョイントベンチャーがサービス運営を行う予定で、
SBIホールディングスが仮想世界を含めた金融プラットフォームの企画開発や運用管理を行い、
SBI Roboが仮想世界のシステム開発を担当する。
また、美よんどしいの関連会社でアニメーション制作を行うSTUDIO 4℃が仮想世界の
グランドデザインおよび都市デザインを担当し、アーカイブゲートが仮想世界に冠する
企画コンサルティングや営業販売を行う。
建物やアバターなどのデジタルコンテンツはSTUDIO 4℃が制作するだけでなく、
一般のクリエーターも自由に制作可能になる予定で、一般クリエーター作成のコンテンツに
ついては、クリエーターの著作物として扱い、仮想世界内での売買も可能になる予定だ。
クリエーター育成に力を入れていき、都市のデザインなども可能なSTUDIO 4℃の
公認クリエーター制度の導入も検討している。
仮想世界の開発については、オンラインゲーム制作会社との協業を検討しており、
「アジアや欧米の各社と交渉中であり、Second Life(を運営するLinden Lab)も
その選択肢の1つ」(SBI Robo代表取締役社長の渡部薫氏)としている。
4社は6月中にも合弁契約書を締結する予定で、出資比率はSBIホールディングスが52%、
SBI Roboが25%、美よんどしいが20%、アーカイブゲートが3%となる。7月にも開発を始め、
2008年前半のベータ版サービス提供を目指す。
ソース
URLリンク(japan.cnet.com)