07/06/03 14:41:52
3月に開業した名古屋駅前の超高層ビル「ミッドランドスクエア」の年間来場者(オフィス棟を
含む)が、当初計画の1600万人を大きく上回る2000万人に達する見通しだ。
同ビルを運営するトヨタグループの東和不動産(名古屋市中村区)が2日、来場者の目標数を
引き上げることを明らかにした。これにともない、商業棟の売上高も開業当初の年間160億円から
200億円に上方修正した。
ミッドランドは当初、1カ月あたり133万人の来場者を見込んでいた。
しかし、実際は3月が200万人、4月が160万人と滑り出しは絶好調。
3月は開業月で来場者が殺到するのは当然だが、「実質的には26日間で200万人が訪れており、
予想以上」(東和不動産総務部)。4月以降、混雑は落ち着きつつあるが、それでも高水準で
推移している。
東和不動産では「中部3県(愛知、岐阜、三重)以外の滋賀や京都、さらには静岡、長野県から
足を運ぶお客さまも少なくない。これは予想外」(神尾隆社長)と説明。これを受け、来場者数は
「2000万人は超えるだろう。また、売上高も200億円に達する勢いがある」(神尾社長)と
している。
ミッドランドは、トヨタ自動車、東和不動産、毎日新聞社の3社が建設した東海一の高さ
(247メートル)を誇る超高層ビル。
オフィス棟にはトヨタ、全日本空輸など約30社が入居し、商業棟にはルイ・ヴィトンや
ディオールといった世界的に有名な高級ブランドショップなど60店が出店している。
名古屋駅前再開発の象徴と位置付けられ、3月の開業以来、その集客力によって周辺の百貨店や
ホテルなどにも大きな経済波及効果を及ぼしている。
◎ソース iZa(産経)
URLリンク(www.iza.ne.jp)