07/06/01 23:42:11
サトウキビやトウモロコシからつくられるバイオ燃料エタノールの需要が
世界的に急増していることを受け、ブラジルの2007~08年のサトウキビの収穫量は
前年比11.2%増、エタノール生産量も14.5%増の約200億リットルと、
いずれも過去最高となる見通しとなった。農牧省が5月31日、発表した。
ガソリンの代替燃料としてエタノールが普及しているブラジルは、米国に次ぐ生産国。
輸出量は世界一で、国際市場で売買されるエタノールの約7割がブラジル産。
農牧省によると、栽培面積も約7%増えて662万ヘクタールとなる見通し。
現在ブラジル国内のエタノール生産工場は338カ所。
今後2年間で新たに57カ所が稼働予定で、日本企業が出資して日本への輸出専用の
エタノール工場も建設計画が進んでいる。
ブラジルでは、温室効果ガスの削減を義務付けられた日本など先進国への輸出が増えているほか、
原油価格の高騰を受けて国内でもエタノール対応の乗用車の売り上げが急増している。
◎ソース 産経新聞
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