07/05/24 12:14:11
写真や自動販売機、コピー用紙…。広告が付くことで商品やサービスが無料となる
取り組みが広がっている。カップの側面や写真の片隅などこれまでは考えられない場所に
広告が付いていることが特徴だ。媒体の開拓に余念がない広告業界の攻勢もあり、
「広告付き無料」は、さらに広がっていきそうだ。
■“開封率”100%
行楽や結婚式で撮影した写真。友人らに配りたいが料金が気になる。「通常、デジカメプリントは
1枚あたり10~40円のコストがかかりますが、それを無料にすることができます」と語るのは
アイディアシンク(東京)マーケティング部の高山拓也さん。
展開する「プリア」は、デジタルカメラで撮った写真のプリントから発送まで、すべてをタダで行う
サービスだ。
無料になる理由は広告。写真の一部分に企業などの広告が入る。写真の隅に企業のロゴマークが入る
「ロゴタイプ」と、写真の下半分が広告になっている「ハーフタイプ」の2種類がある。
「知り合いから写真が送付されてきたら、どなたでもほぼ確実に見るし、(ダイレクトメールなどと
違い)開封率も100%だろう。広告の媒体として効率的だと考えている」と高山さん。サイト上で
無料の会員登録をしたうえで、撮影した写真をアップロードするだけで指定した住所に郵送される。
昨年10月のサービス開始以来、5カ月で会員数は10万人を突破し、プリント枚数も500万枚に
達するなど予想を超える人気を集めている。
■「無地」を埋めろ
これまで「無地」だった部分に着目する無料サービスも現れている。
広告業のウィル・ビーと飲料販売のアペックスが6月下旬から投入する「メディカフェ」は、
飲み物を安価に、場合によっては無料で提供する自動販売機だ。
自販機のボタンを押した後、飲料がカップに注がれるまでの数十秒間に自販機に設けられた
ディスプレー画面に広告が表示される。さらに通常は無地だったカップの側面にも広告が印刷されて
いる。スポンサーの意向で飲料の価格を細かく設定でき、最も安いケースでは「0円」も可能だ。
高速道路のサービスエリアや大学構内などに、1年間で1000カ所の設置を目指している。
「通常の路上に置くことは基本的に想定していません。大学なら英会話教室の広告など設置場所に
対応した広告を打つことができます」と、ウィル・ビーでは“利点”を強調する。
普段白紙になっているコピー用紙の裏面を広告スペースとすることでコピー料金を無料とするのは、
オーシャナイズ(東京)が展開するサービス「タダコピ」。広告料金は1万枚で約40万円。
女子大では女性用品のPR、理系大学では専門職の求人といった場所に応じた広告を展開することが
できる。昨年4月からスタートしたが、契約企業はすでに100社を超え、これまで26大学に
設置されている。
>>2以降に続く
◎ソース 産経新聞
URLリンク(www.sankei.co.jp)