07/05/28 07:35:40 YgQa6ov+
>>104 :名刺は切らしておりまして:2007/05/28(月) 00:18:19 ID:RvVK6Cxg
>日本は稼いだ金を貯めといて、それを使って事業拡大したり赤字の補てんをする。
>アメリカは稼いだ金は配当や役員報酬等で吐き出して、事業展開するときは借金する。
ここが日本経済のダメなところなんだよ。
例えば事業の成長率が落ち込んだりした場合、アメリカでは資金が集まらずにちゃんと破綻する。
ところが日本では、なまじ内部留保があるものだから何年も何十年もゾンビのように生きながらえ続ける。
すると、当然のごとく社会全体に過剰ストックが維持され、同時に必要な産業への資本と労働力の移動が阻害されてしまう。
アメリカではダメな企業はさっさと潰れてくれるから、人とカネが最適な事業に再分配され、
ITバブル崩壊のような激烈な経済環境の変化ののちも、ちゃんと高い成長軌道にもどることができたのだ。
企業というのは一般的な民間人とはことなる。
なにも存続が命題なのではない。
ダメな企業はさっさと淘汰されてしまっていいのである。
つまり、ぶっちゃけていえば単なる器なのだ。
一般的な民間人と違い、生命維持のための貯蓄なぞする必要がなく、
寧ろ利益をパススルーして投資家に分配した方が好ましい結果となるのは、歴史がしっかりと証明しているといえるだろう。