07/05/20 19:51:07
名古屋市が、名古屋城本丸御殿復元の“応援ソング”として制作した
CD「煌(きら)めきの未来へ-交響詩・名古屋城」がジワジワと人気を集めている。
四月十二日の発売以来、地元のCDショップ「音楽堂」(六店舗)のアルバムチャートで、
二度にわたりベスト10入り。音楽業界で「名古屋ものはヒットしない」とやゆされる
ジンクスを打ち破れるか?
「煌めきの未来へ」は、名古屋城のテーマ曲としてボブ佐久間さんが作曲した
「交響詩・名古屋城」の第七楽章「賛歌・復活の鼓動」に、ボブさん自身が歌詞を付けた。
稲沢市祖父江町出身で、文化庁芸術祭賞新人賞などを受けた若手の実力派、新妻聖子さん(26)が
歌っている。一枚千円で、売り上げの一割は御殿復元に寄付される。
CDには「煌めきの未来へ」に加え、名フィル・ポップスオーケストラが演奏する
「交響詩・名古屋城」も収録されている。名古屋市は約一千万円をかけて一万枚を制作。
これまで約千百枚が売れた。中日新聞に掲載しているCDショップ「音楽堂」のアルバムチャートで、
四月二十二日-二十八日は十位、五月六日-十二日は八位に上昇した。
歌丸裕明・同社本部課長は「大健闘」と驚く。「千円でお値打ち感があることや、ご当地意識が
強い土地柄が好調な売り上げを後押ししているのでは」と分析している。
市などが開く二十六日の本丸御殿PRイベントのオープニングセレモニーでは、市内の中学生
二百人が「煌めきの未来へ」を斉唱。七月末には、新妻さんのコンサートも予定している。
市は「息長く愛されることが大事。二〇一〇年の開府四百年の際にはみんなで歌えるようになれば」
と、広がりを期待している。CDは、市内の主要CDショップや名フィル事務局、名古屋城内の
売店で買うことができる。
問い合わせは、市市民経済局名古屋城整備室=電052(972)2426=へ。
●ジワジワと人気を集める「煌めきの未来へ」のCD
=名古屋市中区錦3の新星堂セントラルパーク店で
URLリンク(www.chunichi.co.jp)
◎ソース 中日新聞
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