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イー・アクセスは14日、2007年3月期(2006年4月~2007年3月)の業績発表会を開催した。
合わせて同社では、株式譲渡に伴うイー・モバイルの持分法適用子会社への変更、および
代表取締役の異動などを発表した。
2007年3月期の連結業績は、売上高が前期比6.8%減の562億5,000万円、営業利益は
88.8%減の10億4,900万円、経常利益はマイナス15億6,400万円で、純利益は81.9%減の
9億9,00万円となった。
イー・アクセス単体の業績は、売上高が7.2%減の559億8,400万円、営業利益が15.1%
増の125億3,200万円、経常利益は21.2%増の113億7,800円で、純利益は4.7%増の
66億2,800万円。単体での営業利益と経常利益は過去最高の数値を達成したほか、連結
では営業利益と純利益が当初予想を上回った。
ADSL契約数は前期比0.7万件増の192.5万件で、ISP(AOL)契約数は4万件減の23万件
で、合計値は215.5万件。年間平均解約率は当初見込みの2.0%を下回る1.91%で推移し、
主な解約要因は引っ越し・その他の50%が大きく、FTTH移行が33%、他社移行が16%
だった。同社では、「解約要因比率はこの数年で大きな変化はなく、FTTH移行に対する
割合も横ばいの状況が続いている」と分析しており、「FTTHへの影響はないとは言わない
が、2007年で解約率が大幅に変わるとは考えていない」としている。
同社では、モバイルサービスとのセット販売や新12Mbpsサービスの拡販などを通じて、
競合他社からの移行やインターネット未利用者やダイヤルアップユーザーの獲得を目指す
としている。ISP事業では、ブロードバンド比率が過去最高の32%となり、過去最高利益を
達成したという。また、Yappaと共同開発した3Dインターフェイスを利用したポータルページ
を、2007年8月頃にAOLで提供するとしている。
一方、モバイル事業は、売上高が5.2億円、営業利益がマイナス114億7,000万円、経常
利益がマイナス129億3,000万円、純利益がマイナス129億4,000万円。イー・モバイルの
契約数は4月末時点で3万件となり、同社では予想通りに推移しているとした。
(以下本文略。全文はリンク先へ。)
・イー・モバイルの一部株式を譲渡。代表権は安井社長のみに
・イー・アクセスで事業再編。新たにデバイス事業を立ち上げへ
・イー・モバイルは国道16号圏内のエリア化を完了
URLリンク(www.eaccess.net)
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)