07/05/12 01:35:06
昭和30年代ブームは映画「三丁目の夕日 ALWAYS」から火がついた感があるが、
公開から2年が経っても、まだ衰える兆しが見えない。
続編の公開を控えていることもあり、むしろさらに勢いづく気配だ。
4月29日が「昭和の日」という名前の祝日に変わったのを受け、
「昭和レトロ」という切り口で売り込む施設や商店街、地域の動きがさらに盛んになってきた。
昭和30年代以前に建てられた古い建物が町の7割も現存することから、昭和の街並みを再現して
地域おこしに取り組んでいるのが大分県豊後高田市。商店街中心部を昭和30年代風の「昭和の町」
として観光名所に育ててきた。
4月29日には体験型の新施設「昭和の夢町三丁目館」をオープンした。板塀で囲まれた駄菓子屋、
草むらの土管、3輪の貨物トラック、木製電柱の電燈など、なつかしい風景を蘇らせた。
自動車修理工場、洋装店などの「昭和の商店」も設けた。
石川県七尾市の和倉温泉には4月28日、30年代の暮らしぶりを紹介する「和倉 昭和博物館と
おもちゃ館」がオープンした、2階建ての1階には、冷蔵庫や掃除機などのいわゆる「三種の神器」、
ちゃぶ台などが置かれた一般住宅の茶の間を再現した。「三丁目の夕日」にも登場した、
当時の人気自動車「スバル360」、3輪自動車の「ダイハツ ミゼット」などの国産自動車も
展示している。駄菓子屋の店先を再現したコーナーもある。
2階にはブリキのロボットやメンコ、ぜんまい人形、セルロイド人形などのおもちゃ類を集めた。
2003年に金沢市内でオープンした「金沢おもちゃ博物館」が閉館し、和倉に引っ越してきた。
今では入手困難な明治期から昭和30年代にかけて製造されたおもちゃ類数千点を収蔵している。
>>2以降に続く。
◎ソース URLリンク(waga.nikkei.co.jp)