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◎「ダブルボギーと言える人」 金沢、尼崎信金理事長が正直経営を促す
「ダブルボギーなのに『パーです』と言う経営者はだめ」。金沢、尼崎信用金庫と取引がある若手経営者の交流会＝写真＝が二十五日、金沢市の金城樓で開かれ、両信金の理事長がパネル討論で、正直経営の大切さを説いた。
交流会には「きんしん青年経営者の会」の三十七人、「あましんサクセスネットクラブ」の三十四人が参加。
パネル討論は、コーディネーター役の竹松俊一竹松証券社長の質問に、金沢信金の村田武理事長、尼崎信金の橋本博之理事長が答える形で進められた。
「金融機関として嫌いな経営者は」と問われた村田氏は「ウソを言う人。仕事や決算がウソまみれでは困る」と語り、橋本氏は「ゴルフのシングルプレーヤー。ゴルフより仕事に打ち込んでほしい」と笑いを誘った。
橋本氏は続けて「もっとだめなのは、ダブルボキーなのに『パーです』と言ってスコアをごまかす人。会社の状況がダブルボギーでも、正直に言ってほしい」と話し、村田氏も「愚直で熱い経営者が好きだ」と語るなど、正直経営が大事という点で意見が一致した。
交流会は双方の若手経営者の会が企画し、システム運用で提携する両信金が支援した。
二十六日に金沢市内を観光する。
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