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【医療】治験症例ゼロの医療機関、治験費300万円超受領・コスト増一因に
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)
新薬の開発に必要な臨床試験（治験）で、依頼された医療機関が症例を1件も集められなくても
平均300万円超を製薬会社から費用として受け取っていることが、製薬会社の研究者らの調査で
分かった。日本は治験に費用と時間がかかるとされるが、契約通りに症例が集まらなくても
費用が支払われる商慣習もコストアップの一因といえそうだ。
調査は国内外の大手製薬の研究開発責任者で作る「Ｒ＆Ｄヘッドクラブ」が、
会員企業18社に非会員の2社を加えた計20社を対象に実施。2006年3月までに終了した治験の
状況を集計した。参加企業は武田薬品工業、第一三共、米系ファイザーなど。